マンガ紹介&2008振り返り
さて、半ばやさぐれた感もあるほどのきまぐれ更新。年末の奇妙な空気感に包まれつつ、最近のおススメ漫画について少し。
「イムリ」(著:三宅乱丈、出版:エンターブレイン)
三宅乱丈先生に関しては、過去に描いていた「ペット」という作品で衝撃を受けて以来気になっていたのですが、このイムリにしても、そのペットと同様に「人間の精神」にまつわるトリッキーな設定が魅力です。ちょっと超能力的な。全体としてはかなり壮大なファンタジーになりそうで期待大ですね。あとこの先生の描く作品は、出てくる悪人の悪い感じがすごくいい。悪人が本当にイヤな奴に描かれているエグみがいいです。悪人の悪さが陳腐だと、対峙する綺麗なものも綺麗に見えないから、やっぱり汚れたものの存在は大事なのでしょう。4巻出ている現時点でかなり世界観を広げているので、それがどう収束されていくのか、目が離せません。
「とめはねっ!」(著:河合克敏、出版:小学館)
もういろんな雑誌やら紹介で取り上げられているけれど、この漫画はまず舞台設定がおもしろいです。高校の書道部を王道のスポ根的な、学園ラブコメ的な感じで描いていて、あったかさと爽快感があります。前作の競艇漫画「モンキーターン」も大好きなのですが、この先生は「マイナーなジャンル」への興味、インタレスティングな情報性と王道なキャラクターや展開で楽しませてくれる人だと思います。きっと最後までおもしろい、という安心感が勝手ながらこの先生にはあります。
さて、人様の作品に関しての憧れはさておき、僕はどうなんだというところで。
多分またしばらく更新サボるんだろうなという予測のもとに、今年一年を振り返ってみようかなと、勝手に今思ったのでそこに関して書こうかと思います。
今年は、みなさんの目にはどう映ったか定かじゃないですが、僕としては「攻め」に関してかなり自覚的に取り組んだ一年という感じがしています。芸暦4年目に入って、それまでの「とにかく襲い掛かってくる様々なものにどうにか対応する」という状態から脱して、もう一度己の未熟さを自覚した上で、かっこつけずに攻めて出てみようという心境になりました。
自分が「出てみたい」という番組にも多く出させてもらえましたしね。「すべらない話」「アメトーーク」「あらびき団」「BSマンガ夜話」とか。ピンでの仕事は僕にとってそういう「攻めてやろう」という気概の表れでした。もちろん、それでなにかがすぐに好転するということでもないですが、いろんな人から感想を頂いたことで、自分で決めて、自分で攻めて、という行動はいい時もわるい時も「必ず誰かが見てくれている」ということを感じました。ピンの仕事が少しあったことで、一部で冗談のように「解散?」という説がありましたが、それは真面目に答えるともちろんナイです。考えたこともありません。ピン仕事はあくまでコンビの仕事にいいフィードバックがあればという期待のもとに行われています。
そして、コンビの仕事について。漫才に関しては無限大や漫才ツアー「業」を続けるなかで、自分たちでも去年までとは違う形で演芸に向き合えているなと感じました。まだまだはっきりとした形での「結果」には遠いことを自覚しながらですが、続けていきたいと思っています。今年いっぱいでの「無限大」の終了、「業」の一時停止、の情報を受けて、「今後どうなるの?」と思っている一部のかたにむけて僕なりにちゃんとしたガイダンスをするならば、僕としては「無限大のようなトークライブは月に一度はやりたい」ということと「業のような漫才ツアーも少なくとも月に一度のペースで続けていきたい」という思いがあるということです。残念ながら、現時点で「できるよ」と断言はできないですが。というのもマネージャーさんが今、年末の追い込みをかけられているらしく忙殺されており、まだその話し合いができていないのです。僕らは下っ端ですから。後回しの後回しなんですね。ただ、意図を伝えれば8割方実現すると思うので、そういった形でご了承いただきたいです。
そして、コンビでのテレビやラジオ。ここに関してはこの一年で大いに反省することがありました。具体的には言えないですが、様々な「スタンスの間違い」に気づかされたと思います。そして、恥ずかしげもなく言わせてもらえば、この混沌とした媒体に今僕らは「夢」を持っています。ジョジョで言うところのジョルノ・ジョバーナの状態です。
「オリエンタルラジオの番組、おもしろい」
そう言われるように、2009年は「我武者羅な着実さ」をもって取り組んでいきたいと思います。
なんか所信表明の演説みたいになってしまいましたが。まあそんなこんなで、オリエンタルラジオを支持していただいている一部「隠れキリシタン」状態の「株主」の方々へ、メッセージを届けさせていただきました。
来年も、どうぞよろしく。

















